「佐賀県風疹抗体検査事業と風疹予防」

2018年7月頃から首都圏を中心に風疹患者が急増しています。

新聞やテレビ等の報道を耳にし、不安を感じている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。佐賀県も例外ではなく、平成31年第5週までに7人の患報告があっているそうです。

妊娠初期(妊娠20週頃まで)の女性が風疹にかかると、生まれてくる赤ちゃんが「先天性風疹症候群」になる可能性があります。具体的に頻度高いのは。生まれつき心臓に障害がある、目が見えにくい、耳が聞こえにくいといった症状の合併症です。

佐賀県では、妊娠を希望している人等が県内の医療機関で、風疹の抗体検査・予防接種を無料で受けられるように全額助成をしています。

助成は抗体検査・予防接種とも1人1回のみで、助成希望者は事前に県内の保健福祉事務所の窓口で受付が必要です。その後、医療機関にご予約いただき、一旦は窓口で全額負担にはなりますが、後日手続きをしていただくと、受けた抗体検査と予防接種の費用が全額戻ってきます。

助成は平成31年3月31日までとなっておりますので、お早めに。

ご不明な点は佐賀県ホームページをご覧いただくか、当院までお問い合わせください。